インターネット性善説ドラゴンのハイパー自己満足

好奇心の大義名分にさせて下さい。

【令和最新版】リュックに入れるべき必需品、全部お教えします。

さ、魅せますか……

 

はじめに

陽気なる逃亡者たる皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

インターネット性善説ドラゴンと申す者です。成人男性やらせてもらってます。

 

愛しのリュック

皆さん、リュックはお好きですか?

急に晴子さんみたいな質問しちゃってすんません。ちなみに俺は大好きです。急に謎の博士に追突した途端に好きか否か聞かれても、動揺せずに『うん、大好きSA』(オラモダイスキゲス)と胸を張って答えられる自信があります。中々のものでしょう?

 

こんなに好き

そこで今回はリュックに出会わなければ殺戮の天使でいられたことで有名な私が、

『絶対にリュックに入れておくべき必需品』を厳選してお教えしちゃいます。

 

皆さんもこれをリュックにこれを常備して『しあわせ~』になっちゃいましょう。痛みは一瞬なんでね。

 

紹介

 

まずはガチのマジで必需品、『折り畳み傘』

地味に収納する袋が一番大事な気がしてならない。袋の裏側が吸水仕様だとめっちゃ助かる。使用後振っただけじゃあ完全に水気落ちないですしね

卑しくも水気にトドメをさしてくれる袋、オヌヌメです。

 

多分今『語るに落ちたねぃ』って思ったでしょ?

でも大事でしょ、普通に考えてノートもペンも。練習はおにぎりだし、申し訳ないけど。

 

私の場合、直感的に記事のアイデアが出てきた時とか構成ちゃんと練りたい時に取り出して使ってます。

スマホのメモでもいいんだけど、ノートの方が直感的に使えて良い。温かみとかいらねンだわ、ヒサ。

 

必要じゃない理由を挙げる方が難しい。出てきたら笑っちゃう、ライブドア時代のホリエモン逮捕のフォント見たときみたいにな。

 

前まで有線イヤホン派だったのですけど、ノイズキャンセリングの魅力に殺されてそれ以来首ったけになってる。

2月16日までスタァライトというアニメ作品のワイヤレスイヤホンの受注をやっているのだが、ノイズキャンセルが搭載されていないことを知ってデカい声出た。

 

これリュックに入れてない奴、危機感持って方がいいよ。

とまでは言えるハズもないけれど、皆さんが想像している3.7倍便利かもしれません。

私は記事で極端に暗いところで写真撮るときに設置したり、暗いところで懐中電灯代わりにしてる。100均なのにめっちゃ長持ちするし、一生一緒、エンゲージリング。

 

好きなアクリルスタンド持って出掛けると何となくテンション上がる。好きなタイミングで取り出して使えるってのがいいよな。

特に手前のアイドルマスターシャイニーカラーズ』は森羅万象どんなモノ、事象であろうとシャニマスとして上書きできるから便利。納税とかもね。

 

言わずもがな。

私は『ミヤリサン』が一番効くと思ってるんだけど、他に良いのあるかな。他を試すより先にミヤリサン買っちゃう。

 

私が私で在るため、貴方が貴方で在るために必要なモノ。

全知アイマスクはボックスシートの電車、ネカフェで使える。

 

ハンドスピナーは……

「一生……ハンドスピナーしてくれる?」と高松燈に頼まれたので入れざるを得ない。

マウスはノーパソでDTMしたくなった時用に一応、ね。

 

いい感じに収まるでしょ?

流石さくらちゃんですわ~~

 

最近、本当に何でもない極めて凡庸な一瞬に『あ、これ領収書ファイル持ち歩いた方がいいわ』と核心に気付き、それ以降入れ続けてる。

なんか動機が西尾維新の描くキャラクターみたいでカッコいいでしょ。

 

これあるだけで大学のヒエラルキーで頂点に立てます。

カードゲームの壊れなのに何故か使用禁止にならないカードみたいなモン。ポケカで例えるところの『リセットスタンプ』

 

COします。私はピクシブ辺りのクロスオーバーssで主人公に抜擢される系主人公が大好きです。例を挙げれば『比企谷八幡』『綾小路清隆』とか。ごめん自分の大好きを否定したら優木せつ菜を裏切ることになっちゃうから……

 

よう実0巻を読みなさい(天皇

内容は常備を必需品と言わしめるだけあって……

 

~例えるならばジェットコースターを見てる感じかな~

 

open.spotify.com

 

 

大学の生協で楽しそうにポケモンカードをしてる人たちに声を掛けようとするけど、結局勇気が足りず不発で終わる。これは勇気の残滓です。

 

先月までは毎週ジムバトル(ポケカの対戦会)参加してた。楽しいですよね。

でも毎回マッチングするとき「え……と、性善説ドラゴンさんであってますよね?」と奇異な名前から確認作業から入らせてしまうので、少しだけ申し訳なく思ってる。

 

バイブル

 

りんかい線マスコットキャラクターの『りんかる』と、ゆりかもめマスコットキャラクターの『ゆりも』、これを持つと真にお台場を愛す何よりの証となる。

常に常備することを強くお勧めします、ジョルノのライターみてぇに。

 

自身の心を自制するルーティン、最終防衛ラインとして著しい活躍を見せてくれます。

例えば、ウマの合わない知り合いや付き合いの飲み会で先方の雰囲気に呑まれて自分を見失いそうになった時……

 

『あ、私ってどこまでいってもこういう奴だよな』

と、自身の基準を取り戻すときに使えます。相容れないこんなトコロに集団で来た時とかね。

ネタ抜きに、気持ちをフラットにするモノは持っておくと嬉しい時が来るかも。

 

どうせ忘れるからもうずっと入れてる。

ちなみにボタン電池式じゃあないのでアイマス現場では使用できません。そのコンキョを言え!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

エレファントカシマシが2002年にリリースしたアルバム『ライフ』

『部屋』『あなたのやさしさをオレは何に例えよう』が独り歩きしがち、いや実際に後者は宮本さんのルーツの一部と断じてもいい最高の仕上がりなのだが、それでも私は『真夏の革命』という曲をオヌヌメしたい。

 

目指す理想を抱える自分が在るのと同時に現在の普遍的な恋愛の幸せを享受している自分の間の葛藤を歌った実にこの年代のエレカシらしい詩。

それでもそんな葛藤も彼女が待っているあの部屋があるこの横断歩道を超えてしまえば忘れてしまうのだろう、という嬉しさと哀しさの狭間の感情を宮本さんが繊細に歌い上げる。

 

CCさくらとハロハピを魂に抱いてないヤツは何やらせてもダメ。

私はこれを享受して『産まれた』から……

 

以上、

『絶対にリュックに入れておくべき必需品』17品紹介しまさした❗❗やるな笑笑

 

終わりに

 

いかがでしたか?

流石に駆り立てられたのではないでしょうか、絶対にと。

 

すごいでしょ?最高でしょ?天ッ才でしょ!?

 

皆さんも是非に最高な必需品が詰まったリュック、使ってみて下さい。

 

─────貴方の生活に彩りを与える。

 

長い棒を持って歩く学び

 

 

皆さんは長い棒に一瞬でも気を留めたことはあるだろうか?

私はある、なんなら夢中と言ってもウソにならない。

 

というのも最近気付いてしまったのだ、長い棒の内包する神秘性に

 

長い棒をツナギで包んだモノ

例えば電車で袴を着た人が長物を持っていてもなんの違和感もない。同様に、制服やジャージなど同じ衣類を着用している集団が電車で長物を持っていても違和感はないだろう。

『まぁ弓道や剣道などをしているのだろうな』と状況や服装から判断できるからだ。

 

しかし待って欲しい、

普通の服を着た一般人が上のような長い棒を持って電車に乗車してきたらどうだろうか?

 

イメージ画像

違和感しかないだろう

 

そう、違和感しかないのだ。マジで持つに至った背景が想像つかないので『なんで長い棒持ってるの……?』となるのが必然である。

 

『用途が分かるか否か』でここまで周りの印象が変わるのだ。お分かりであろう。

ただの長い棒は逆に用途を持たないことによって、持つだけで周りに持ち主の背景情報の想像を強いることができる。

 

とんでもないことだ、ただ長い棒を持つだけで承認欲求を満たせてしまう。

SNSで下手にリスクを負いながら満たすくらいなら、長い棒を担いで街に繰り出した方がコスパが良いんじゃないかとすら錯覚してしまう。

 

イかれたメンバーを紹介するぜ!

そこで今回は

『長い棒を持って目的地まで歩き、長い棒に内包する力の一端を垣間見たい』

 

この歩きで、長い棒を掴み切ってみせる。

掴んでみせます、自分星。

 

 

長い棒歩き

 

さっそく始めていこう。目的地は東京タワー、別記事の撮影で用があるのだ。

ここからだと大体3キロくらいらしい、丁度いい距離。

 

こんなに嬉しそう

今回は長い棒の神秘性を確かめる意味もあるが、『シンプルに長い棒を持って歩きたい』という思いもある。考えてもみて欲しい、カッコよ過ぎるだろ。

 

別に長い棒持って歩いてもいいじゃないか。五代雄介じゃなくてもドラゴンフォームにならなくても『長きもの』を持ち歩いていいじゃないか。

そんな想いを胸に秘めて歩き始める。

 

少し歩くとオシャンなマンションが顔を覗かせる。散歩はこーゆー想像もできない他人の生活に想いを馳せるのも醍醐味だと思う。

 

もう少し立ち止まっていたかったが、近隣住民の皆さんに「この棒を持ってる人は何をされてる方なの?」とアッコばりに想いを馳せられても申し訳がないので、早々に立ち退く。

 

また少し進み、なにやら高級そうな住宅街に入ったのだが、急に好奇の視線を感じるようになった。

なんというか誇らしさと申し訳なさを一挙に感じる。これが二律背反ってヤツか。

 

そしてさらに1キロ歩いた辺りでようやく気付く。

い゛た゛い゛

肩が痛てェ!!!

 

この棒、実は無駄にプラスチック製じゃないのだ。なんか重い素材、鉄??

なんで下手に肩に担いだりするとシャレにならないスリップダメージを負ってしまう。HGSSの連れ歩きシステムにおける毒状態と同じ。

 

それもただの真ン中じゃねぇぞ

一旦棒のド真ん中を肩に置くことにより問題を解消。リクツは分からないけど少し楽になった。

 

 

 

一息つきたいなんて思いながら歩いていると、

『誰も買ってるのを見たことないオレンジジュースの自販機』を発見。

 

「後にも先にも買うことはねぇだろう」と思っていたが人生何があるか分からない。これも神の思し召しかもしれない。

でも……

 

……400円か

……!!

 

………

 

………………

 

美味しそうで買っちゃった!!

憧れは止められねンだわ。

 

プロフリンク狩りのゾロ

近くの公園に移動し、飲んでみることに。

ところであのオレンジが流される演出、果たして本物のオレンジを使っているのだろうか、私気になります。

 

───いざ、飲んでみる。

どうだ……!?

 

ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!!!!!!

 

んふぉァ゛……

 

……まだよく分からなかったのでもっかい飲んでみます。

 

ズゴゴゴ……

 

ハハハ……

 

こりゃあ売れるわ……

 

 

 

リッチなオレンジジュースを飲み干し、いつか見たような街並みを進む。

こんな感じの統一感ある道が好きなんで、通るとやっぱりテンション上がってしまう。

 

空のコップを持て余してる

棒の存在を忘れる程、景色に夢中になりつつ歩けばもう大通り。

私は埼玉県民なんで、東京の一瞬で街並みが変わるこのカンジは未だに慣れない。急に景色変わるならロード画面とか挟んで欲しいよな。

 

また、道のわきにある噴水で街へいこうよ どうぶつの森に転生したときのためにオノの投擲練習などを済まして歩みを進めれば……

 

!?!?

 

うれしそう

やっと東京タワーが顔を出してくれた、嬉しい。

ついでに横を通り過ぎる中国人観光客が棒をジッと見てくれた、嬉しい。

 

『目的地到達間近の喜び』『長い棒を持つだけで注目を浴びる仮説が実証される喜び』の2つが満たされて流石のインターネット性善説ドラゴンもニッコリを禁じ得ない。

 

ついついイケオジとツーショしてしまっても止む無しというモノ。

───終焉の刻は近い。

 

テンション↑↑

そんで、遂に目的地に到着。

東京タワーがよく見え、だだっ広い広場があるここが撮影の最適地なワケです。

 

目的の撮影を決行し……

 

長い棒をのぼりに仕立て上げ、『一番カッコイイ構え』を研究する。

これに割いた時間が一番多いかもしれない。

 

そんで記事の撮影は終わったので棒をツナギに収納し……

 

open.spotify.com

 

巻きつけて……

 

ポジションゼロ

お片付け完了。

本日のタスク終了なんで家に帰します、長い棒を持ってな。

 

 

終わりに

 

冒頭に『長い棒を持てば、周囲に持ち主の背景情報の読み取りを強いることができるかも』と仮説を立てた。

確かに間違いはなかったかもとギリ言い切れる実感はあるが、少しばかり高尚すぎるので『言い換え』が必要かもしれない。

 

歩く見世物小屋

正確に言えば、長い棒を持って歩けば

『歩く見世物小屋になることができる』

 

と言い直した方が近い。確実に見世物小屋を見る目だった。小学4年の頃に見たドラえもんスペシャルでのび太が見世物になる特番を見たから断言できる。

 

こんなの

でも確かに、こんなのが街の隅をこそこそ歩いてたらそうなってしまうのは無理もない。また一つ、世界の秘密を知ってしまいましたね。

 

だが、プラスで気になることができた。

『用途が分かるかで周りの印象が変わる』はわりと真理であることが今回の件で確認できたが、

野球の服装をしている人が弓道の弓を持つみたいな『服装と道具が対応してない場合』はどうだろうか。多分注目を浴びる。

 

気になりすぎて後日もっかい見に行って撮った写真

設置場所と用途がかみ合ってない豆腐ハウスはどうだろう。公園で一番人が集まる広場の横に建てられているのに、トイレでもなければ案内所でもないナゾの建物。逆に目立つし、印象に残る。

 

結局用途があろうとなかろうと、周りが困惑するような

『理にかなってないチグハグさ』さえあれば全て同じなのかもしれない。

 

ちなみに帰りに寄ったバイト先でもこの長い棒は失笑を買った。今の社会、理にかなわないと生きていけないからチグハグなモノが面白くなるのは当然の帰結なのかも。

今度ひろゆきさんに聞いてみようと思う、スパチャで。

日々の選択肢を増やせば人生は楽しくなるのか確かめたい

 

 

はじめに

 

先日、突然尿意を催し、自宅のトイレに向かってるときにふと思った。

『なんで私、自宅のトイレに向かっているのだろう?』

 

ゲームで表すとこんなにつまらない

あまりに突発的で考えるまでもないギモンだと思う。

そりゃあ一番近くにある自宅のトイレが用を足すのに時間も労力もかからないからだ。

 

でも、本当にそれでいいのだろうか。いつもいつも選択肢が1つだけじゃ味気ない気がする。

 

選択肢がいっぱいあった方が楽しいのでは…?

きっとコストパフォーマンス的に考えるまでもないことでも、色んな選択肢があった方が楽しいんじゃないだろうか。

 

今回は一日を通して、普段の行動に新たな選択肢を見出して実行し、それが楽しいのか確かめてみたいと思う。

 

 

実行

 

 

 

寝起き、まずはトイレ行くよね

実行当日、まずはここから始めようと思い至り、起床後トイレへと向かう。

 

いつもだったら選択肢は1つしかない。しかし、今日は違う。

起き抜けの頭で他の選択肢をなんとか絞り出してみる。

 

この普段思いつきすらしないことを無理やりこじ開けるように考えるの、すごく脳が疲れてこの時点で面白い。

 

そして、絞り出した結果がコレだ。

今回はせっかくだから、一番規模のデカい上から2番目の『遠くのトイレに行く』を実行してみようと思う。尿意が来る前に急げ急げ!!

 

思い立ったが吉日。

すぐさま家を飛び出し、適当な電車に乗り込む。

 

出かける前にダメ元で「遠くのトイレに行きたいから付き合って!」と友人を誘ったら、「いいよ」と二つ返事で付いてきてくれた。一生大事にしようと思う。

 

始まってすらないのに既に選択肢を増やして良かったと感じる。かなり幸先がいいかもしれない。

 

カバンも持たずに飛び出したからポッケがパンパンだ

とりあえず終点まで向かおうと意気込んで乗り込んだもの、『用を足しに遠出する』というのはなにぶん初めての経験。驚くことに、自分の中に緊張があることに気付いた。

 

なんだか『初めて会う親戚と対面する直前』みたいな種類の緊張。

何事も初めては緊張するモノだし、『用を足しに遠出する』のに多少の緊張が伴うのも道理なのかもしれない。

 

同行してくれた友人は「お前だけだよ」と言っていた。

 

有楽町線新木場駅

そんなこんなで電車に揺られ続け、終点に着く。

家を出てからそこそこ経つ。流石にボチボチ尿意を催し始める時間。

 

せっかくならあと少しだけ遠くに行きたいなと思い、改札に移動する途中、早くも目の前にトイレが現れた。少しだけ困る、どうしようか。

 

『正直そろそろ済ませたい』『どうせならもっと先に行ってみたい』

がせめぎ合った結果。

 

出てきた後

内装だけ、見てきた。

初めて尿意があるのにも関わらず、トイレに入って用を足さなかった。

 

なんだか尿意を催しながらトイレで何もしない状態は『空腹の状態で見る焼肉屋に近いモノを感じた。

出てきて早々友人にこの感想を伝えたら、だいぶ渋いカオをされた。かなり最悪な例えだったかもしれない。

 

用を済ますため、もう少しだけ移動する。

乗り換えて電車に乗り込み……

 

舞浜駅サイゼリア、凄くかっこいいからおすすめです

オリエンタルランドの傀儡こと、舞浜駅に到着。

夢の国で、用を足したい!!

 

規模がデカい

エスカレーターを降りると、もう目の前にトイレを発見。

夢の国の駅なだけあり、壁一面を使って自己主張している。でっかくてイイ。

 

手前についてる『男子トイレ案内図』もかなり見やすく、面白い。

 

洋式トイレのマークが魚みたいでかなり見ているだけで楽しい。

でっかい魚がトイレに収監されてる……??

 

そろそろ尿意もヤバヤバなので、いよいよ目的を達しに中へと向かう。

用を足しに他県まで来たぞ!!

 

出てきた直後に襲う虚無

用を足した。多少の後悔が頭のスミによぎって焦る。

 

足した直後、じわじわと『このあとどうすっかなァ』の気持ちが奥底からせり上がってくる。なんならここまで来た特別感を作りたくて、手を洗うのにいつもの倍時間をかけてしまった程だ。

体育のマラソンで初めに全力を出して後半で後悔するアレ、アレに近いかもしれない。

 

凄すぎ

しかし、そんな少しの虚無も友達と『鼻筋とバランス感覚が強すぎるダンボ』をみたら吹き飛んだ。面白過ぎるしかっこいい。

 

日常の考えるまでもない行動の選択肢が増えるメリットって、『予想できない過程の疲労と楽しさ』にあるのかもしれない。

 

一番安いお菓子を買って次の選択肢へと向かう。

あと、ディズニーの土産屋さんはコンビニ感覚でお菓子を買いに入る場所ではないなと分かった。これもメリットかもしれない。

 

 

 

 

葛西臨海公園って千葉県じゃなかったんだ

そのまま歩いて1駅隣の葛西臨海公園にやってきた。

せっかく遠くに来たことだし、なにか特別なモノを食べたいなんて考えながら園内を散歩していると……

 

あちらこちらで屋台や売店を見かけた。

葛西臨海公園なんてあんまり来る機会もないし、どうせなら屋台や売店のおいしそうなご飯で済ますのも良いのではないかと友人と話が決まりかけたが。

 

ここで一旦立ち止まる。

ここからまだ、選択肢を増やせるのではないか?

 

現時点ではこう。

ここからなんとか新たな選択肢を絞り出してみる。

 

数分考えた結果、上の通りになった。

せっかくだし、この中で一番その後の予想ができない『あえてコンビニで買う』を選択してみようと思う。

 

最寄りのイカファミリーマートに戻り……

 

昼食を購入。どうせだから屋台で販売しているのと同じモノを揃えてみた。

 

腹が減りすぎているので早々にいただく。

画像では分からないが、雨がハチャメチャに降っている。

 

『解像度が良ければ雨に打たれながらコンビニ飯を喰らう面白過ぎる姿が見れるのに…』とこの日ばかりはスマホのレンズ性能を恨んだ。

 

そして肝心のコンビニ飯だが……

 

うま過ぎて震える。

 

雨降りでかなり寒い中食事をしているからかは分からないが、震える程美味しい。いや、実際に震えている。

友人も貪るように温め直したヤキソバを食べていた。かなり美味しいらしい。

 

食後のアイス、寒すぎてヤバイ

この食事、コンビニ飯であるのにも関わらず、祭で屋台飯を買って食べる時と同様の『非日常』を感じて不思議だったのだが、今考えれば納得がいく。

 

そもそも普段考えもしない選択肢を選んで行動する最中にいるのだから、非日常を感じて当たり前だった。

それ込みで実質屋台飯を食べているようなモノだったので、だいぶアドバンテージが大きい選択肢だったかもしれない。

 

『考えもしない行動から生まれる非日常』+『コンビニ飯の単純な実力』の合わせ技、かなりすごかったけど再現性はないかもしれない。

 

あとここら辺で少し気付き始めたが、奇想天外、ここで言う新しい選択肢って『楽しさ』もそうだが、同時に『精神的疲労も伴う。どんなバカみたいなことでも手探りで進むのって大変なのかも。

 

 

 

ポートタワー

だいぶ夜に近づいてきた。用を足しに来たにしては長居をし過ぎているかもしれない。

ただ、そのまま帰るのもなんだか勿体ない気がするのでお土産を買うためにポートタワーにやって来た。

 

塔のふもとから中に入ると、もう凄い。

ドア前に様々な千葉のお土産が並んでいる。

 

その奥にはどこか懐かしさを感じさせるゲームコーナー。

中にはかなり古い機体もあってかなり居心地がいい、のだが。

 

千葉の観光施設なのに!?

くまモンのテーマソングをかなりの音量で垂れ流すくまモンのホッケーの圧が強い。

 

千葉の観光施設だろうが何だろうが、来客者全員を楽しませるのに手段を選ばないポートタワー職員の『本気度』が垣間見えてすごく良かった。好感度がグーーーンと上がる。

 

流石に私の家は見えなかった

展望デッキへの入場も大人420円と思ったより高くなく、眺めもキレイで満足度も高い。

 

よく観光地にある、記念メダルを作る機械の映像も考えられないくらい面白い。

千葉でお土産を買う場所として、これ以上はないと思える。

 

1階に戻って考える。

ここからどんな選択肢を増やせるだろう。

 

検討に検討を重ねた結果、こうなった。

当たり前と言えば当たり前なのだが、そういえばお土産屋さんで通常の商品って買ったことないかもしれない。

 

どんな感情が生まれるのか、気になるっちゃ気になる。

『通常商品を土産に買う』を実行してみようかと思う。

 

ここまで店頭にお土産コーナーが並んでいるのに、店内にもしこたまお土産が置いてあった。なんなら商品の半分はお土産が占めていたかもしれない。

 

通常商品の方は良くも悪くもどこでも見る商品が陳列されている。

地元でならどれも魅力的に映るのに、ここで見ると『今は買うのは違うだろ』と脳内で警告されるのは何故なのだろうか。少し考えてしまう。

 

そんな逡巡を終え、私はお土産に……

 

豊かな、味

『味彩フルーツ』を選びました。

 

なんだか千葉の土産に負けず劣らず輝いてる気がして、良かった。

 

ちょうど執筆時に母が帰宅し、出先のお土産として限定のカステラを買ってきてくれたのだが、その時まさに食品系のお土産の凄さを理解できた。

 

主張の強いパッケージを開けてから口に含んで呑み込むまでの間、一瞬でも確かにその地に想いを馳せられるし、確かに『非日常』を感じとることができる。

味は二の次で、その体験がお土産のキモなのかもしれない。

 

飴は普通に美味しかった。近くに売ってたし、また買いたい。

 

 

結論

 

そういえば、いつもの行動は精神的負荷がかなり少ない。

安定行動って安心に繋がっているんじゃないのかと、帰りの電車でぼーっと浮かんだ。。

 

催したとき、一番近くのトイレに行くなんてことは時間効率的にも労力的にも理にかなっていて考えるまでもない当たり前の事。

だが、今回のことでそれとは別にも『何回も繰り返している行動だから安心できる』という心の担保の意味合いもあるのではないかと思った。

 

どんなことでも『経験がないことってちょっと怖い』

いつもの考えるまでもない行動って、自分の中に経験と実績があるからこそ安心して動けてるのもあるんだなと、少しだけ紐解けた気がした。

 

意外と、安定行動って合理性からじゃなく、何も考えずに慣れで動いてるだけなのかも。

『子どもの頃に初めて一人で電車に乗る恐怖感が、2回目から薄まるアレ』の積み重ねでできているのかもしれない。

 

選択肢が多くなってその瞬間が楽しくなるかは分からないが、続ければ将来的に楽しくなる可能性もある。

安定行動を避けた選択を取るより、こんな事を続けること自体が恐怖ではあるのだけど。

 

(トルー杯提出記事)

自由のない散歩は面白いのか確かめたい

 

はじめに

 

散歩が好きだ。こんなアグレッシブな表情をしているが、自由な散歩が大好きだ。

制限なく、気ままに辺りに散策する時間はすごーく生きていると感じられる。

 

言ってしまえば自由の享受が最大の利点である散歩。

そんな散歩から『自由を奪ったらどうなる?』と不意に思った。

 

たぶんだけど、面白くなくなると思う。そりゃあそうなるだろうと言いたい。

いやでも待て、ホントにそうか?

 

今回は重い腰のギアを一段上げて

『自由のない散歩は面白いのかを試してみる』

 

実践

 

レギュレーション

 

ナビは牧瀬紅莉栖(栗ご飯とカメハメ派)

『自由のない散歩』に必要モノはたった2つのみ。

 

  • マップアプリ

 

定められたルートを必要としない散歩を強制してくれる本企画うってつけのアプリ。今回は企画趣旨に沿い、

『私に見えないよう同行者に目的地を設定してもらい、画面を見ずに音声ナビに従い目的地まで歩き続ける散歩を行う』

目的を知らずに過程だけ果たすの、なんだか闇バイトを彷彿とさせますね。

 

なお使用アプリがグーグルマップではなく、キャラdeナビ(キャラクターにナビゲートしてもらえるマップアプリ)なのは完全に私の趣味。────そう、特に理由はない。

 

  • イヤホン

 

街中で音声ナビを垂れ流さないための抑止力。

公共の迷惑、いけないと思います。

 

自由のない散歩、開始

 

早朝バイト前の深夜3時の気分

2つの検証道具を携えて、スタート地点である渋谷にやってきた。

ペットが風呂を拒むときの顔をしているが、今回ばかりは許してほしい。強いられるってそういうコトだ。

 

え、これ10キロ以上歩かされる?の表情

撮影を手伝ってくれる友人にスマホを手渡し、ナビの目的地を定めてもらう。

暗黒微笑を浮かべながら操作をしているのだが、大丈夫かなこれ。

 

出発!!

目的地も決めてもらい、画面も消したので準備は完了。

渋谷区の魂の叫びをバックに、いざ出発。

 

不自由ゆえの選択肢

 

『自由のない散歩』といういらなすぎるフォーマット

なんと、出発してから10歩も歩かずに問題が発生。

新たなフォーマットを作り出す開拓者はいつの時代大変と言われるのも頷ける波乱さをこの身に刻まされた。

 

ナビを務めるのはシュタインズゲートのキャラクター『牧瀬紅莉栖』

ナビから道の指示がこない。

普通マップを見つつ歩き、ナビがその補足をするワケなので、当然っちゃあ当然かもしれない。

 

普通の交差点だったらせいぜい3分の1くらいで当たりのルートを引けるから良いのだが、なにしろここは渋谷のスクランブル交差点。

道が多すぎるため、手当たり次第に突っ込まなきゃ散歩が始まりすらしなさそうだが……

 

会話ログ

明治神宮方面に適当に進んだらナビが始まった。始まるんかい。

どうやら一発で当たりを引いたみたいだ。

 

かっちょいい

そんで、始まってしまえばこっちのモノ。

ジョジョ6部で弱体化してても承太郎は承太郎であったように。自由が盗られ、パワーダウンしてるとはいっても散歩は散歩なのだ。

 

『公衆の面前で輸送されているゴジラ

 

おもしろすぎる

『股を開きながら上方向に気攻弾を放つピクトグラムなど、面白いモノを見ながら気ままに歩みを進める。

 

そして、またナビからの指示がこずに路頭に迷う。

これはアレなのだろうか。『指示がなくても自分で考えて行動しろよー?』的なアレなのだろうか。

 

ナビに従うのはダサい。これからはナビに試される時代。

 

 

許されざる停止

 

仕方ないので最後の指示通り無理くり前進していると、なにやら美味しそうなクレープ屋さんを発見。

 

普段見ない店を見つけ、ふらっと自由に立ち寄れるのも散歩の楽しいポイント。

皆さんはこの笑顔を前に買わない理由を挙げられますか……?

 

挙げられた。それもめちゃめちゃに。

どうやら立ち止まるとナビの催促が加速するようで、アルティメットにせわしない。

好きなキャラをナビにしたのは正解だったかもしれない。

 

ナビにせかされてクレープをかっこみ、膨れた腹で明治通りを抜けること約5分。

なにやら散歩ってカンジの雰囲気の良い道に入る。

 

なんだか散歩の具現化みたいな景色。

言葉にはできないけど、曖昧な好きなを感じられる時間が散歩でもあると思う。

 

そして良くないハズがない神社も発見。いいこと続いだなオイ!!

散歩と神社は切っても切り離せない。違いますか?

 

やっぱりか。

なんだかイヤな予感はしていたが、案の定催促が始まった。マタピネダオラ。

 

散歩が現代社会の対義語であることはあまりにも有名。

散歩の主成分を抜き取った今回の散歩、停滞が許されない現代社会そのものを表しているのかもしれない。

 

 

曖昧なルート

 

慣れとは怖いもので、途切れつつも確かに定期的に届くナビの指示への反応が『焦燥感』から『安心感』に変わりかけたタイミング、またもやその時に問題は発生した。

 

妙だな……

300m以上歩いても右方向の道が見えてこない……?

 

与り知らないところで段々と歯車が狂い始めてきた感覚、ヒシヒシと感じます。

 

そしていよいよナビがルートを指示してこなくなる。

 

しかし、『自由のない散歩』を実現させたくばナビに従うのは必定。完全な上下関係にあるワケになる。

 

よって、最後に出された指示に従い、ひたすらに前進するしかない

これで青森とか九州とかついたら責任取ってくれるのかな、牧瀬紅莉栖。

 

引き続き面白スポットを探しつつ進む。

 

ナビをやめても停滞したら皮肉るんかい!!!

 

このナビ、本企画の痒い所に手が届き過ぎる。

 

 

東雲の海に沈む

 

最高の天気、最高の気候、最高の景色、これ以上ない散歩日和。

だのに、本当の意味で終わりが見えない。

 

最高の時間っていつまでも続けばいいってモンじゃない。

楽しい食べ放題も満腹になれば終わりたくなるし、森羅万象同じことが言える。端的に換言すれば『潮時』ってものがある。

 

『無限に続けられる』はすべて詐欺です。

 

彼方へ

自由がないってことは目的達成まで終わる選択肢もないということ。

 

──────つまり

 

5限の出席はおいてきた。

死ぬまでやろう、ってハナシ

 

東京を直線のみで歩き続ける覚悟はできた。

『散歩界の香車とその身が歴史に刻まれるまで歩き続ける覚悟。

 

覚悟の乗った足で銀座を通過。

完全に巻き沿いを食らった撮影協力の友人を連れ、ひたむきに前へと進む。

 

コメダも……無視して進む。

ホントはちょっと入りたかった。

 

そして勝どき橋を通り過ぎ、なんとなくぼぅっと橋を眺める。

勝どき橋、なんだかすごく好きだ。

 

その間に、鮮やかなまでの不意打ちを喰らった。

 

覚悟決めた矢先に!?

 

目的地の発表は実質的な強制終了を意味する。

ゆっくりの打ち切り系動画作成者に音速で取り上げられてもおかしくない程の、雑な〆。

 

自由を、さもなくば死を

どうやらこのまま進んでたら遠くない未来、東雲の海に沈んでたらしい。

パトリック・ヘンリーの詩みたいな最期、散歩で迎えなくてよかった。

 

ここでスマホ解禁。目的地を確認できることに。

本当にどこなのだろう……

 

……??

 

高田馬場のカラオケ……!?

 

笑っちゃった、そんなことある??

 

目的地からここまで10キロ離れてる…!!

 

最終到達地点は渋谷から約8キロ離れた勝どき橋。

まさかの明治神宮の時点で間違えていたという。

 

ここ

おそらく、

原因は二股の道で『まっすぐ』の指示を勘違いして進んでしまったことだろうか。

 

こんなうまくいかないことあるんだ。

 

渋谷からここまでの歩行距離はだいたい12キロくらいだった。

そして突然襲い来る波の裁きを受け、今回はここで終了と運びとなった。

 

結論

 

結論としては、

『自由のない散歩にも確実に十分な面白さがあった』

 

初見の新鮮味を抜きにしても、

指示される予想できないルートで自分では普段通りそうにない道を通ったり、新たな発見ができるのは大分楽しかった。

 

普段の散歩をYouTubeのあなたへのオススメにあがる動画』と例えたら、

今回の自由のない散歩はYouTubeの全く知らない界隈のゆっくり解説動画』という感じ。

興味もなく見慣れないけど面白いのは確か、みたいな。

 

あと、ナビに翻弄されるのもまぁ面白い。

まず『ナビに翻弄される』って字面がもう面白いもんな。

ナビが翻弄する使い手を助けるんじゃないんかい。

 

フンパツして築地で海鮮丼食って帰った

普通の散歩がコスト3で面白さが5出せて、

今回の散歩はコスト7で面白さが6出せる。

 

普通の散歩の方がコスパ、いいかもしれない。

実家のトイレをコックピットに改造してロボットを操縦したい

 

 

 

 

 

 

皆さんはトイレ中、何をすることが多いですか?

 

パッと思いつく例としては、スマホやゲーム、読書などでしょうか。中には食事なんて答える方もいるかもしれませんね。

 

一方、私はというと……

 

トイレ内をコックピットに見立てて、ロボットを操縦するイメージトレーニンをしております。幼いころから、ずっと。

 

コックピット=飛行機やロボットの操縦室

『狭い』『イスがある』『ボタンが付いている』、こんなに似通っている要素があるのですから、ちょっと想像を働かせればトイレはもはやコックピットと同義。

いつの時代でもガキのイメージは現実を捻じ曲げるモノです。

 

私は排便中、この空間をトイレに重ねながら日々過酷なイメトレを行い、長きにわたり牙を研ぎ続けてきました。

―――全ては計画を実行に移す時のために。

 

そこで今回は、長い間企ててきた

『実家のトイレをコックピットに改造して、ロボットを操縦する計画』を遂に実行に移してみようと思います。

 

計画実行のために必要なタスクは『ロボット製作』『コックピット製作』の2点。

親にバレないよう、慎重に執り行っていきます。

 

完成後の操縦部分だけ読みたい方は 『こちら』から。

 

 

 

まずは色々とややこしそうな

ロボット製作』から行います。

 

トイレから操縦するロボの素体はこちら。

ここにパーツや外装をつけて、それらしく仕上げていくワケです。

 

製作するロボットのコンセプトは、

『コックピットに適したロボット』

 

  • レバーで前後左右に操作できること
  • 自宅トイレから離れていても操作できること
  • 搭載しているカメラからリアルタイムに映像を確認できること
  • 雨風をしのげる外装があること

求める機能はざっくり上の4点。

 

要は、

コックピットからの操作性を第一に考えた性能にしたいのです。

 

その『コックピットに適したロボット』を作るために必要な作業は計2点、

『電子工作』『外装製作』です。

 

  • 『電子工作』は、ロボットを制御する回路作りと遠隔操作の設定。
  • 『外装製作』は、雨風から内部の回路を守るボディを作る作業。

 

ではまずはロボの脳、基軸となる『電子工作』から進めていきましょう。

 

電子工作

 

ここではロボを動かす回路や諸々を作っていきます。

 

まだこのロボはLv.1のなにもできない状態。マフィアシティでいうところのチンピラ。

ここから回路を組んでプログラミングをしたり、コックピットに映すメインカメラを搭載したりすることで、操作ができるようになるワケです。

 

では、製作のダイジェストをどうぞ。

様々なパーツやプログラムを加えてできた成果がコチラ。

 

回路完成済みの裸のロボです。

外で撮影すると月面探査機にしか見えませんね。

 

これで同じネットワーク上では操作できるようになったので、あとは

 

遠隔地で繋がる仕組み

VPN(凄すぎネットワーク)を駆使して遠隔操作の設定を行い、

 

フライトシミュレーターのコントローラーを使ってる

それっぽい操縦レバーから操作できるように設定すれば、一旦OK。

 

これで『コックピットに適したロボット』の機械関係の条件は全てクリアです。

機動実験を行って、動いたら次へと進めます。やっていきましょう!!

 

ロボのセットアップOK……!

 

レバーの接続OK……!! ロボからの映像OK……!!

 

極限まで追い詰められたダンディ坂野

いくぞ……!!!!

 

動かすぞ!!!

 

……ゴクリ

 

GO!!!

 

う、動いた!!

機動実験、無事成功です!!!

 

これにて『電子工作』は完了です。

私が死んでも、代わりはいるもの

多くの犠牲(モータの制御デバイス3回破損)がありましたが、成功に犠牲は付き物。

後ろを振り向かずに歩みを進めましょう。

 

次は『外装製作』に入ります。

 

外装製作

 

さて、ロボが外でも問題なく動くようになり、後は外装の製作を残すのみ。

張り切って作っていきます。

 

まずは『設計』をします。

 

コックピットに適したロボットにするため、とにかく外部からの干渉に強いロボにしたいところ。

 

設計図

それなりの設計図が完成。内部回路を守護る外装になれよな。

 

次に『切断』です。

素材となる木材を設計通りに切り落とします。

 

本当は超合金がよかったのですが、どの視点から見ても切断できるビジョンが見えなかったので、泣く泣く木材に。

 

切るところが決まったら、ガキガキと手際よく切断していきます。

 

早すぎた埋葬

作業開始2分未満でノコギリカッターがひん曲がり、絶望の淵での闘争を余儀なくされました。

皆さん、100均のノコギリカッターで作業する際は、4本は買っておいた方がいいです。

 

続いては、『組み立て』です。

先ほど切断した木材を設計図通りに組み立てていきます。

 

コツは、『力』『パワー』です。

くっ付かない部分は、あまねく『力』で抑え込みます。現実と同じですね。

 

最後に『塗装』です。

まずは色を付きやすくするため、ヤスリで磨いた外装に下地のスプレーを塗って……

 

メインのスプレーで色を付けて、電源用カゴをつけたら……

 

外装、完成です!!

 

見ただけで『強固』と分かる見た目、素晴らしいですね。

 

見ての通り耐久性は自信があり、至近距離からの対戦車用ライフルの狙撃に7億回耐える程の頑丈さを有しています(自社調べ)。

 

これで『外装製作』も完了しました。

 

『コックピットに適したロボット』の雨風をしのげる外装になったため、条件はクリアと言えるでしょう。

 

ロボット解説

 

無事、『電子工作』『外装製作』が終わりました。

 

お待ちかねの

『コックピットに適したロボット』の条件を全てクリアした機体がコチラ!!

 

トイレ用先行探査型遠隔操作ロボット『テアライ』

つよそう!!!

 

後ろ

全体

『安定した機動』『コックピットに適した超広角なメインカメラ』『頑丈な外装』などがその一身に詰め込まれていますね。

 

初期ガンプラ箱絵風イラスト

ガンプラの箱絵っぽく描いてもらったところ、月面探査機Lv.100のような貫禄に。

星が朽ちるまで壊れなさそう。

 

最後に、性能解説をさせて下さい。

 

まずは『操作方法』の説明から。

 

  • 右レバーを前に倒す・・・前進
  • 左レバーを後ろに倒す・・・後進
  • 右のボタンを押す・・・右旋回
  • 左のボタンを押す・・・左旋回

とっさの判断ができるよう、

感覚的に操作しやすい設定を心がけました。

 

続いて、『メインカメラ性能』

 

内部のメインカメラには市販のWEBカメラを使用しています。

 

コックピットから広範囲を見渡せるように、広角レンズを採用しているカメラを搭載。

画質も1080pまで対応しており、ノイズの少ない映像で操縦を楽しめます。

 

最後に、『内部構造』

 

パカっと開けられるようになっており、

ここから内部のラズベリーパイ(コンピュータ)』『ブレッドボード』にケーブルを挿す、配線を調整したり、取り出したりすることができます。

 

以上で『ロボット編』のタスクは終了。

続いては『コックピット製作』に入ります!!

 

 

 

続いては自宅トイレを『コックピット』にリフォームしていきます。

幼い頃からの妄想が現実になるの、普通に胸アツじゃないですか?

 

下から

上から

今回、無断でリフォームを施す実家のトイレがこちらになります。

 

コックピット的観点から見れば、高さと便器の横幅に余裕があるのが非常にグッド。

 

では、早速作業に入っていきたいところなのですが、その前に、

『保険』を貼ります。

 

カンペキですね、これで見つかっても怒られは発生しない。

 

では、キモチも軽くなったところで、始めていきましょう!!

 

 

第一の作業は『壁床シート張り』です。

やはりコックピットといえば暗いイメージ

 

とにかく明るい

しかし、イメージに反して我が家のトイレは、壁紙は白色床の色に関してはオレンジ

という始末。

コックピットにしては些か陽気すぎる色合いに感じます。

 

こんな明るさでは鬱展開なんて起こり得ません。このままではいけない。

 

壁シート黒、床シート鉄板柄

そこで、こちらの壁床シートを張ることにより、トイレ内の印象を陽から陰へと変化させ、コックピットのイメージに近づけるって寸法です。

 

さっそく張り替えちゃいましょう。まずは壁から。

 

壁張替え中

あーあ、やっちゃいましたね。

『ライン』を超えたので、もう言い訳はできません。

 

お次に床シート。

 

床張り替え中

いいカンジに張り終えました。

 

壁床を張り替えることにより、できた完成形がこちらになります。

完成形

好(ハオ)!! GOOD(グッド)!! 良い(良い)!! GUT(グート)!!

 

落ち着きと微かな高級感を孕む良い暗さ。コックピットに相応しい雰囲気に様変わりしてくれましたね。

 

見比べてみても良い傾向です。

 

 

続いての作業は『照明設置』

モニターから漏れる光だけでは光源が足りないと考えられるため、照明をあらかじめ設置しておきます。

 

使用するのは『LEDテープ』

 

コックピット特有の青白い光を演出するには色の変更も可能なLEDテープがベスト。

 

ケロロ軍曹1stシーズン第8話Bパート「ケロロ 間違いだらけの基地作り であります」を見たときからずっと家のトイレに光の線を入れたかったモンで、約13年越しの野望達成になります。

 

ビビーっと伸ばして

ペタペタと貼ってみます。

 

この不安そうなカオは、

(こんな両面テープのゴミみたいなのがホントに光ンのか……?)

のカオです。かなり薄いんですコレ。

 

そして、できたのがこちら。

 

……なんだ??

 

メチャメチャ光るじゃん

なんだァ!?!?

 

ズボンを脱いで便座に座っている人間なのに貫禄を感じざるを得ない。これが照明のパワーなのでしょうか。

 

LEDテープの設置が正解であったことをひしひしと感じさせてくれます。

 

斜め

照明の基本カラーは青色に。

コックピットっていったら人工的な青白い光ですよね。なかなかどうして悪くない雰囲気です。

 

これにてLEDテープの設置は完了。

 

あとはついでなので、一時使用するカメラも設置していきます。

『撮影』『現場音声』『照明』など多機能が備わりいろいろと便利なんです。

 

ちゃちゃっとネジを通して……

 

怪しすぎる

設置完了です!!

 

これで『LEDテープ』『カメラ』の設置が終わりました。次に進んでいきます。

 

ふぅ、いったん休憩っと……

 

……ん?

 

!?!?

 

ッッ……!!??

 

*このカメラは撮影時のみ取り付けて使用しております。ご了承ください。

 

 

皆さん、お待たせしました。次はコックピットとは切っても切り離せないキモの部分。

モニターを取り付けていきます。

 

まずはモニターを取り付けるアルミパイプを設計します。

 

我が家のトイレの壁面は石膏ボード(バチクソ脆い)ため、壁付けアームを使う選択肢はハナからありません。

 

デカすぎる、長すぎる、重すぎる

到着したアルミパイプがこちら。組み立てれば我が家のトイレにピッタリ収まるモニター支柱の完成ってワケですね。

 

あとは

着実に

組み立てて……

 

ここにモニターアームを取り付ければ……

 

後は、いよいよメインのモニターを取り付けるだけに!!

 

軽く流しているが、リアルにただじゃ済まなかった

急遽帰宅した母親から最終防衛ラインを守り抜き、モニターを取り付け、準備は完了。

 

こちらになります。

 

後ろ

もはや便器があることに違和感を覚えるレベルで、この空間がコックピットに近づいていってる気がします。

 

この空間の概念が、

『トイレ』から『コックピット』に変わりつつある。

 

2枚のモニターは借り物なので、壊したら教育、後に死刑。

そしてそして、

モニターの安全対策もカンペキなのです。

 

こうして……

 

クッションの尊厳破壊

私の不在時は人をダメにするクッションを便器手前に置いておけば、モニター落下したとしても最悪の事態は防げます。

 

おそらく、この使い方をしたのは有史以来私が初じゃないでしょうか。誉れがありますね。

 

仕上げに、操縦用レバーやキーボード、マウスを置く棚を設置。

『コックピット製作』は終了です。

 

 

とうとう我が家のトイレがコックピットになりましたね。

長年の夢が1つ叶ってそこそこ感慨深いです。

 

せっかくですから、最後にコックピットの内部に入って雰囲気を確かめてみましょう。

 

寝起きで混乱してる

我が家のコックピットはモニターを取り付ける設計上、匍匐前進(ほふくぜんしん)でしか入ることができません。

 

しかしまぁ、コックピットのハッチは狭いと相場が決まっているので、アリな設計なのかもしれませんね。

 

中に入ったら頭をモニターにぶつけないよう、便座に体重を預けながら体をひねるのがコツ

アリな設計だよなァ!?!?!?

 

おぉ……!!

 

……ぉ??

 

一瞬ゲシュタルト崩壊が起きて混乱した

……ここ、実家のトイレなんだっけ。

 

空間が異質すぎて、寝起き後に入るとここがトイレだという事実に頭が追い付きません。

 

プリコネ中

あーー

自分の記事確認中

なるほどなるほど。理解しました。

……これ、アレですね。

メタクソ楽しいです。

 

コックピットという異空間に存在できる事実自体がまず楽しいですが、なによりこの空間でレバーを握ると最高にアガります。

 

コックピット、最高ですね。

 

そして、

これにて必要なタスクは全て完了しました!!!

 

次はとうとう実践に入りたいと思います。

 

 

『実践』に入る前に、

コックピットでロボを操縦する上での設定を決めたいと思います。

 

なんの目的意識も持たずに操縦するより、操縦者(パイロット)の設定があった方が絶対熱いじゃないですか、やっぱ。

 

そして、今の自分の状況に重なるかつ、ロマンを感じる設定といったらやはり、

『テストパイロット』です。

 

この設定をもとに、実践の操縦が楽しくなりそうな設定を組んでいった結果……

性善説電工(株) ロゴ

架空の会社が出来上がりました。

なんでだよ。

 

当社のホームページはこちらから。

sites.google.com

 

性善説電工(株)』とは

 

顧客のニーズに合わせてトイレをコックピットにリノベーションする、日本初の『トイレコックピットリノベーション専門企業』として、2023年3月6日に私の脳内で創業を開始した株式会社である。

 

 

ひとまず関わりたくない会社という情報だけは頭に入ってきますね。

 

社員バッジも届き、

『ロボット製作』『コックピット製作』に続き、遂に『私の心構え』も完成しました。

 

あ、申し遅れました。

私、株式会社性善説電工 開発部門設計課のテストパイロットを務めるインターネット性善説ドラゴンと申します。

 

では、『それっぽい設定』の用意が終わったので、いよいよ実践に入りましょう!!

 

 

 

 

パイロットの準備完了しました。

 

そして、肝心の今回ロボを操作する実行場所ですが、厳正なる審査の結果、

神奈川県の『箱根』に決定しました。

 

選んだ理由は上の画像の通り、それに加えて『家から信じられないくらい遠いこと』も挙げられます。遠くなけりゃあ意味がないので。

 

作業員たちが撮ってくれた箱根の観光地(どしゃ降り)

現地へのロボット輸送や撮影協力をしてくれる作業員も今現着したとのことなので、

いざ、コックピットへ。

 

そしてなんと今回、

 

お声はiikoeの『ひなまつり』さんに依頼しました。

コックピット搭乗やロボットとの接続をサポートしてくれる音声ガイドを実装したので、ガイドに従って搭乗していきましょう。

 

この音声ガイド、実はコックピット内部に搭載したセンサーに反応して状況に応じた指示を出してくれる……

 

バチクソ手動

と言えたらどれほど良かったのでしょうか。一核家族の家にそんな高度なモノ搭載してるハズありません。

協力してくれている作業員が私の鳴き声から状況判断して回してくれています。

 

使用した音声はその都度貼っておきますので、興味ある方は是非どうぞ。

 

ではでは、搭乗していきましょう。

ますは、ドアに社員証をかざし、コックピット内部への入室許可を確認します。

 

故実家のトイレに入るのに許可を取る必要があるのかは一旦置いておいて、やってみましょうか。

 

光の輪はCGです

私の社員証をピタッとかざし、

 

しばらく待ちます。無人のトイレを前に待機するの初めてかもな。

 

どうやら認めてくれたみたいなので、中に入りましょうか。

 

……ッッ!?!? 暗ぁ!!?

 

人んちの、トイレだぞ

暗い!! ガイドさん、暗いって!!!

 

思わず親戚のジジイのような言葉がついて出る始末。

頭上に友人のモニター2枚、そして眼前に便座が佇んでいるだけで、緊張感がヤバいんです。電気を付けてくれ

 

何も見えない

艱難辛苦を乗り越えて、なんとか無事入室できました。

こんなん宝石店に侵入した窃盗犯の記録映像以外の何物でもありません。

 

この状況でロボを動かせとでも言うのでしょうか……?

 

……?? システム起動??

 

うォ!?!?

 

座った瞬間に光りましたね、ナルホド。

内部のシステム起動と同時にコックピットの電源が入って照明が付く仕組みみたいですね。

 

便座に座った瞬間に起動権限が有効になったってコトは、

私の尻にICチップでも埋め込まれてるってことになるんですけど大丈夫なんですかねそこは。

 

なんとか胸の高鳴りを抑えて、次の作業へと移行します。

現地との通信用ヘッドセットを装着すると……

 

まだロック解除されてなかったんかい

 

まさかの『二重ロック』

逆になんの脅威を想定して一家族宅のトイレにここまでのセキュリティを担保したんだ。

 

さて、ぼちぼちロボとの接続作業に入っていきましょう。

 

現地と連絡を取りながら、『Tera Term』VNC Viewer』『mjpg-streamer』等の接続に必要なソフト起動し、ロボとの接続作業をこなしていきます。

 

意外にも、面倒にも思えた接続作業はスルスルと事が運ぶ……

 

ワケもなく、

股の間をすり抜けてマウスが便器内に落下する大事件が発生。

 

落ちるはずないとヒザの上でマウスを操作していたマヌケの映像がコチラ。

 

ひとまず石鹸で洗って事なきを得ましたが、マウスの移動速度が爆裂に遅くなりました。

 

よりにもよってトイレをコックピットにするとか言った奴、バカなんじゃないですかね?

 

それでもなんとか牛歩なマウスを動かして……

 

接続に成功しました!!

 

現地の様子

現地の方はまだ設置に時間がかかるようなので、一旦ヘッドセットを取って小休止。

その間に『本番を盛り上げるために用意したモノ』たちを紹介しちゃいます。

 

一旦照明を白に変えた

1つ目はコチラ、ディストピア飯』

ディストピア飯』とは、

終末世界を描いた作品でよく出てくる食事のことを指します。主なラインナップはレーションやゼリー状の食品など。

 

有名な作品で言うと、ガンダムエヴァなどにも登場していたりします。一度食べてみたかったんですよね、味がホントに想像できなくて。

 

そして、次々と実食。

 

残りは操縦後の昼飯に

ディストピア体制の苛烈さが分かる味がします。

 

栄養のある食べ物で腹を満たせてるだけで幸せなことなのに、味まで求めてしまうのは私の傲慢なのかもしれません。

 

イマジナリーです

そして2つ目は、『生き別れの妹の写真』です。

 

やはりパイロットといえば、生き別れの家族

このアイテムは置くだけで任務時の緊張感を上げたり、パイロットの背景にあるドラマを想像させたりと、コックピット内の空気をキュッと締めてくれるシロモノ。

 

上の写真も、ありし日を思わせますね。

 

『準備完了』を示す足

さて、アイテムを紹介している間に現地も準備が完了したとのことなので、

いよいよ始めていきましょうか!!

 

唯一の残念な点としては、

『電波の関係で画面を小さくせざるを得ないこと』ですが、これに関してはもう仕方がない。全力で視ます。

 

コース紹介

まずは『コース紹介』

クッソ早朝、公園の一部を使用してレースに挑みます。

 

なお、見張り係から半径100mに人が立ち入ったとの連絡が入った瞬間、演習は強制終了となりますので、『神早』で終わらせる必要があります。

 

演習内容

そして『演習内容』

 

極めてシンプルで、

設置された5つのカラーコーンを外回りに外周するだけ。

 

シンプルとはいえど、初操縦なので気を引き締めて取り組みたいですね。

 

では、そろそろです。

音声ガイドにコックピットの演習モードを起動してもらいましょう。

 

『始まる』、のか……

 

 

2

 

 

GO!!

 

 

ロボ視点

動いた……!!!

 

私が、操縦してる。

 

幻想(ユメ)じゃねぇよな…⁉

今、実家のコックピットからロボットを操縦してます!!!!!!

 

現地視点

ロボ視点

気分はまさに最高。

昔思い描いてた夢を同じ場所で現実にするの、とんでもないカタルシスがありますね。

 

しかし……

 

アレ……?

 

ウソだよな。

 

映像が飛び過ぎて何も見えなくなっちゃった

 

コックピット内のモニターを再現した映像が上のGIFになります。

画質劣化や遅延、コマ落ち等で、もはや何が何だか分かりませんね。ニュータイプでない限り操縦は厳しそうです。

 

遅延がひど過ぎて、今どこにいるかすらも掴めない。

 

挙句には、作業員に介護される始末。

これが、私が望んだロボット、コックピットの姿なのか……?

 

……憤死するほど悔しいですが、ここらが潮時なのでしょうか。

 

演習失敗、ゲームオーバーです。

 

そんなおいそれと諦められるハズがない。

気合とパワーを入れ直してリスタートです。何度でも蘇るぞ!!

 

明日から実家が実家じゃなくなる『覚悟』までして挑んでるんです。結果が出ずに「はいそうですか」で済ますとかあり得ます??

 

コンティニューしたことですし、テキパキと進めていきましょう。

まず、箱根で敗走を余儀なくされた原因ですが、

『電波が悪すぎる』

これに尽きます。

 

使用した箱根の範囲は、ポケットWi-Fiの対応範囲で『4G』と表示されていたのですが、それでも辺りは山。不確定要素の塊みたいな土地です。

 

5G以上のエリアなんてわんさかあったのに、

外的要因に釣られて、保険を取らなかった私に全面的な非があります。悔しいですが、失敗したのは偶然じゃない。

 

そして、この反省点を加味して、再選した場所は……

 

東京の臨海部、豊洲です。

 

理由としましては……

『電波が良すぎる』

完全にこれで選びました。

 

ポケットWi-Fiで最も電波の良いエリアが集中しているんです。あと夜景がキレイでお台場にも歩いて行ける。

 

さて、到着した作業員も準備が整ったようです。

 

アルティメット入室

同時に地獄の淵から蘇った私も準備完了。かかってこいや。

『今回のコース』の外観。

 

演習内容

『演習内容』はコチラになります。

公園の舗装されたマス目に沿ってひたすらズレないように進みます。

 

道から少し外れた舗装ですが、ロボの後ろに2名の見張り係をつけ、正面から歩いてくる歩行者を確認次第、一時中断の処置を取ります。

 

そして、演習開始前に最高のニュースがあります。

 

豊洲では電波がメタクソ良いので、

映像がでっかく映る!!

 

これはかなり嬉しい。コックピットの真価を発揮できるのですね。

 

これでやれることは全部やりました。あとは神のみぞ知るところ。

いよいよ始めていきましょうか。

 

演習、再始動します!!

 

 

ホントに手汗がやばかった

頼む……!!

動いてくれ……!!!!

 

動いたァ!!!!

 

うごいてる!!!!

 

嬉しすぎる。

 

この結果には冷静沈着なクールキャラたる私も荒ぶらざるを得ません。

オリンピックで東京が選ばれたときの現地の人もこんなキモチだったのかな。

 

モニターの映像も箱根とは比べ物にならないくらいヌルヌル動き、ラグもない。

こんなのもう実際にロボ内部で操縦してるのと同じようなモンです。

 

臨場感A++

そして動かしてみて分かりましたが、

モニターの没入感が本当に凄い。

 

トイレ自体が狭いことモニターを囲むように配置していることも相まってか、

『凄い』というより、もはや『怖い』

 

急に横から人が現れてフロントガラスとか叩き割ってきたら失神しちゃうかも。

 

たまに端のルートから逸れることがあったら

 

ジグザグに進み、ルートを修正!!!

 

ジグザグに進むと、横に月明かりの下で光ってるビル群が見えてちょっとテンションが上がります。

 

お台場付近の夜景、キレイでいいですよね。

 

順調に演習を進めつつ、

 

前方から人が来た場合は、見張り係が一時的に安全な場所へと運んでくれます。

 

待機中といってもやることがないワケではなく、

先程のように夜景を見たり……

 

可愛すぎ

イッヌを愛でていれば全く退屈はしません。

 

内部から漏れる赤い光がカッコイイ

そんなこんなで千里ほど進み続けたので……

 

演習終了です!!

 

今回は思い残すことのないパーフェクトゲームでした。

 

 

 

コックピットからのロボの操縦、最高でした。

子どもの頃から思い描いていた夢だったので感動もひとしおです。

 

まさか箱根で失敗するなんて微塵も考えておらず、

失敗後は頭の中が近年まれに見る混沌を迎えましたが、それも過去のハナシ。

 

この間一日

なんとか半日で計画を軌道修正し、喜びに満ちた夢の終わりにできたので安いものです。安いものか……?

 

しかし、感情とはフクザツなものですね。

今頭の中に夢を叶えた『感動』と同レベルに大きい親と向き合う『恐怖』が併存しています。

 

ノンフィクション

私の親は人の夢は可能な範囲で精一杯応援してくれる聖人なのですが、

実家のトイレを無断で改造した挙句、交通規制スタッフの格好をしてやりすごそうとしたのはたぶん……ちょっと少なく見積もって万死に値する。

 

しかしまぁここでくだを巻いていても仕方ありません。

しっかり『誠意』を魅せろと、私の中の天内悠もささやいております。

 

長い記事にもかかわらず、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

私の最後の言葉が「話せば分かる」にならないことを祈っていて下さい。

 

それでは!!

渋谷駅構内図はドンキーコングのステージに見える

 

 

皆さん、『大事なご報告』があります。突然のことで申し訳ありませんが、息を整え、どうか落ち着いてスクロールして頂けると幸いです。

 

地下の渋谷駅構内

副都心線東急東横線が通る、地下の渋谷駅構内ですが、

実はなんとここ……

 

似てる

もしかしたら『初代ドンキーコングのステージ』かもしれません。

普段通勤や通学で使用されている方、一応階段上からのタルに気を付けたほうがいいかもです。

 

比較画像

上が渋谷駅構内図、下が初代ドンキーコングの1面。

かなり似ていませんか? 駅構内図にハンマーとか書かれてても普通に見逃しちゃうかも。

 

ドンキーコング』をご存じない方に簡単に説明しますと、

ドンキーコングとは、任天堂が1991年に発売したアーケードゲームのことであり、1992年にはゲーム&ウォッチに、1993年にはファミコンに移植された有名作。

ドンキーコング(画面上部のゴリラ)が投げてくるタルやステージ上をうろつく障害物をかわしながら、画面上部で囚われているレディを目指して進むゲームです。

 

朝も早よからステキな発見をして気分がいいため、その場で駅構内をステージに置き換えて書いてみると……

 

ハシゴは階段とエスカレーター、それぞれの改札はドンキーコングに変換した

よりそれっぽさに拍車がかかりました。

ですが一点……

 

……

 

……?

 

……

 

……??

 

良かった。

 

で、せっかく今回は世紀の発見したワケですし、

渋谷駅構内をステージに見立てて、ゴール(最上階改札前)まで散歩でもしてみようかなと思います。

 

 

では、やっていきます!!

 

散歩のルールは上の画像の通り。

レディ(救出する人)は改札前で約束をしている友人に置き換えました。お恥ずかしながら、渋谷駅使用時の遅刻率ヤバいので……。

 

ちなみに上のイラストは友人が書いてくれました。謎の技術で私の描いたドンキーコングまで忠実に再現してくれていますね。……すごい。

 

スタート地点であるホームの端に立ち、ゲーム散歩を開始します。

ぜってぇゴールしてやるからな??

 

いつ、タルや障害物が押し寄せてきても即ハシゴ(エスカレーター)で避難できるよう、安全確認をしっかりと取って進んでいきます。

 

普段使っている駅が世紀末なゲームのステージに様変わりするの、『新鮮』とも言い表せない不思議なキモチになっておもしろいですね。

 

下のフロアは一通り練り歩いたので、ハシゴ(エスカレーター)上へと向かいます。

 

こんな身動き取れないド広い空間で急に上からタルが降ってきたら、あなたはどうします?

私は一周回って笑っちゃうかも、あまりにも現実感がなさすぎる。

 

色々見歩きながら……

フロアの端っこまで来ました。だだっ広くて人がいない、最高!!

 

……なのですが、それはあくまで普通の駅としての評価。ドンキーコング散歩的には

ちゃんと『火薬庫』

最悪です。

この上のフロアに改札が2つも設置されているため、真上にドンキーコングが2体いることになります。要するに近づいたらほとんど詰みです。タルの物量で窒息死します。

 

ハンマーでも持てたら大分マシになるのでしょうが

 

www.tokyometro.jp

当然ながら、ハンマーは『梱包が不十分なナイフ、ハサミ、工具、鋭利なもの』に該当すると考えられるため、今回の散歩では使用は禁止しています。縛りプレイってヤツですね。

 

現在地から上のフロアに上がってゴールが絶望的と考えると、ゴールへの正規ルートは浮島からの一択に絞られてきます。次はここへと向かっていきましょうか。

 

それにしても凄まじいゲームバランスですね。流石は東京を代表する駅なだけあります。

 

浮島へと続くハシゴ(エスカレーター)前に辿り着きました。

なんと、浮島の正体は田園都市線半蔵門線のホームだったのですね。上がっていきましょうか。

 

上がりました。とてもカラフルなホームですね。

それで、ここからのルートなのですが……

 

そのままハシゴを登ってギリギリのゴールでもいいのですが、ドンキーコングも近くにいて危険ですし、なにより美しくない。

 

そこで私は考えました。

 

ここ、なんかいけそうじゃありませんか?

不思議と無限の可能性を感じたため、これを仮のルートとして設定します。

 

そして真偽を確認すべく、端っこの目標ルートへと向かいます。向かったのですが……

 

何故、階段がココに……!?

どういうワケか構内図上に存在しないハシゴ(階段)が顕現しています。なんでさ。

 

緑ピン=私の現在位置

開始前に確認した駅構内図では存在を確認できない階段が存在していますね。

 

「もしかしてここを上がればゴール(宮益坂改札)に出るんじゃない!?」と思い、淡い期待と共に登ってみたのですが、道玄坂改札が威風堂々とそびえており、全くの見当違いでした。

いわゆる、『隠しルート』ってヤツか……?

 

インターネット性善説ドラゴン(理解を諦めたすがた)

この時点で、本日だけでは手に負えないと判断し、結局正規のルートから上を目指すことに。

 

移動して、ハシゴ(エスカレーター)からゴールへと上がります。

 

タルを警戒してのけ反ってる

このハシゴを登りきったら……

 

ゴールです!!!

初見クリア、凄くないです??

 

見えないドンキーコングに圧を感じながらも、なかなか楽しく歩くことができました。

 

いかにも人が囚われてそうなサイズの『ごあんない』で待ち人(イマジナリー)と合流し、完全にゲームセットです。

圧倒的、大満足がここに。

 

 

 

ドンキーコングのスタンプラリーもやりませんか?

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

散歩を通してより一層感じたのですが、地下の渋谷駅構内、ひょっとすると本当に『初代ドンキーコングのステージ』なのかもしれませんね。

 

というのも、『駅構内図』がそれにしか見えないのはモチロン。

 

実際に歩いてみたら、ゴールへのルートが絞られていたり、

 

ゴール付近にいかにも『囚われの人』が囚われてそうなサイズの案内室が設置されており、しっかり条件がそろっています。

 

もうここまで似てたら初代ドンキーコングを未プレイでも、渋谷駅ユーザーなら間接的に既プレイを名乗っていいレベル。

こんな駅、常日頃歩いていたらそれはもうドンキーコングしてるのと変わらないっす。

 

皆さんも渋谷駅に出向く機会がありましたら、駅構内図だけでも見てみて下さい。かなり『それっぽい』ですので。

 

それでは!

 

江ノ島杯 提出作品)

【脆弱必見】都内の3分登山スポットを探す

 

 

始めに

 

山登りがしたィいいいいいいいいいい!!!

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

山登りがしたいことで巷を騒がせている、インターネット性善説ドラゴンと申す者です。

 

マンガも買っちゃった

先日、友人に薦められヤマノススメというアニメを見ました。

驚きました、とんでもない面白さなんですもん。そんなモノを見てしまえば、視聴後は山登り以外考えられない脳になってしまうのは必然。

 

山へ登ろう!と意気込み準備を始めたのですが、

一つ致命的な見落としに気付きました。

私、弱いんでした。

 

こんな脆弱なガキが身の程を弁えずに初めからデッケェ山は厳しいでしょう。

なので、なるべく私のような雑魚でも、

①軽々登れて、②都内で、③登山にあんまり時間がかからない立地が理想

舐め腐ってる部屋探しのような様相を呈してきて今からすんごい不安です。本当にこの条件を全て満たす、全オタクを救ってくれるような山があるのでしょうか。

 

たんまりありました。

2か所に絞って登っていきます。

 

西郷山

 

1つ目は、西郷山公園

なんとあのオシャレな代官山に位置し、しかも割と駅からも近い。先ほど挙げた条件を十分に満たしてくれている山。標高は36メートル

日本最大の山である富士山の約104分の1です。とんでもなく小さいですね。

 

歴史としては

この山は昔、西郷隆盛の弟が兄を迎えるために購入した大名庭園の一部であったようです。しかし、兄は西南戦争で敗れ自害したためにこの地に迎えられることはありませんでした。そして、明治13年に弟が別邸を購入した後に、この一帯のことを『西郷山』と呼ぶようになったのが始まりのようです。

 

想像の15倍は壮大な歴史ですね。

もしかして知らないだけで私の周りの山や建物の歴史ってこんなデカいモンなのかな。

 

それじゃあ説明も終えたので、さっそく登っていきます!!

待ってろよ!!山頂ォ!!!

着きました!!!

やったああああああああああああああああああ!!!!!!!!

 

皆さん、体感コレです。嘘偽りなく上の流れのように、

思わず『早すぎるだろ……!?』と正気を疑う程スピード感のある登山でした。

2分かからないくらいです。

 

特に私が早く登ったワケでもなく、

①山頂への階段の横にある、もう1つの登山道に繋がる道を眺めて

②「流石にまだ奥に階段伸びてるよな……?」と思わせる程短い階段を登ったら

③山頂が顔を覗かせたので、半分素のリアクションで山頂の中心へと向かい

④登山、完了。

 

この4ステップで、2分です。

私の中の『山』の概念が一旦裏返って再編成される程度には良い登山でした。

 

山頂には、

展望台からの景色

展望が良く、「もう少し晴れてたらなァ」と思わせられる展望台

同所に休めるベンチ

この『公園』の歴史が刻まれた石碑などが散見されました。

大抵こういうところってありますよね、石碑。

 

また、

登った方とは別の登山道を少し下ると

展望台の下に位置する、ゆるやかな登山道が見つかり

なぜか水が確認できなかった人口の滝や

近くにそびえるビルが見えたりしました。すんごい都会を感じます。

まとめ

以上が、代官山にそびえる標高36メートルの山、『西郷山』です。

駅から近くて、登山時間もインスタントラーメンができるより早い。でもしっかりと「山」を感じられる良い所でした。

 

箱根山

 

続いての2つ目は、戸山公園(箱根山

次なる山である箱根山は、新宿区の都立公園である戸山公園内に位置します。

敷地が広いためにアクセスがしやすいのも特徴の1つ。JRなら新宿駅新大久保駅高田馬場駅。地下鉄なら早稲田駅東新宿駅西早稲田駅から向かえます。

 

そして肝心の標高は44.6メートル。富士山の約84分の1の大きさです。

先程の西郷山より8.6メートル程高いですが、完全などんぐりの背比べです。ほぼ変わりませんね。

 

というワケで、いざ登山です。西早稲田駅方面から入園し、

黄ばみの究極に達した園内地図を頭に入れたらズンズンと進んでいきます。

進んで

進んで

「着いたか!?」と勘違いしつつも進んで

「階段あるからもう山かな?」と思いつつ進んで

迷いつつも歩みを止めず進んで

進んで

進んで

「なんかおかしくね?」と感じつつ進み

進んで……

進んで……??

この時点でようやく気づけました。

ここ、広すぎますわ。

 

入園する場所によっては登山道までの道が度し難い程遠くなる獰猛な広さです

脆弱がカンタンに登れる山に登れる企画なのに山に登る前に果てますってコレ。

 

あまりに異常な広さだったので、歴史を調べてみたところ

かつて戸山公園は尾張徳川家『戸山荘』という大名庭園があった場所だったそうで、なんとその広さは東京ドーム9個分相当。そりゃあ今でも広いワケです。

大名たちが競うように庭園を造った江戸時代当時でも戸山荘は特別だったそうで、箱根山の周りには東海道五十三次の宿屋や酒場、薬屋など、計36軒の店が立ち並んで、庭園内だけで使用できる通貨まで用意されていたみたいです。

完全に江戸のテーマパークですね。将軍様も4回も遊びに来ていたらしいですし。なにからなにまで規模がデカすぎてビックリしちゃいますねホント。

最終的には、明治5年に明治政府に陸軍の学校にされて、山だけが残ったようです。

 

進まなければいけないことだけが分かりました。ディズニーランドと捉えれば「まぁこんなもんか」と踏ん張れますね。

 

ということで、

着きました!!!

 

そして案の定短すぎる山道を登って

着いたああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!

圧倒的なスピード登頂。

これこそ低山の魅力ですが、図らずも苦労して登頂した後に得られる達成感モドキのようなものも味わえた気がします。山に辿り着いただけなのに。

 

西郷山に比べ、山頂の敷居はかなり狭く、

方位、水準、標高が示されている標石

定番の案内板もありました。

ここは公園側に登頂したと申請すると「登頂証明書」が貰えるそうです。当然貰いませんでした。遠すぎるから。

また、下からは雰囲気のある教会も顔を覗かせます。

 

まとめ

新宿区にあるのに広大な緑の敷地を有し、良い意味で「本当に新宿??」と思わされました。歴史ある居心地の良い場所です。

 

終わりに

 

今回登頂した2つの山は、学校帰りに巡ったのですが、駅からのアクセスも良く、一瞬で登れるので、かなりやりやすかったです。

私のような脆弱の方、特にヤマノススメのような何かにあてられて登山はしたいけどメンドクさいと考えている方に特にオススメできます。

一瞬で登れる点より、都内にあって駅から近いところが良いですね。

 

本当は愛宕山という、

ヤマノススメでも登場した低山に登りたかったのですが、山頂の店の営業時間を過ぎていたために行かない判断をしました。無念。

 

また、ここ以外にも都内には何か所も低い山があるので、是非探してみて下さい。

登った暁には「あ、私もまだまだいけるな……?」と確かな充足が得られることを保証します。