インターネット性善説ドラゴンのハイパー自己満足

好奇心の大義名分にさせて下さい。

お前らがJR鶯谷駅3番線8号車4番ドア前で好奇心を取り戻すまでの物語

思い出せええええええええええええええええええええええええ!!!!!

お前らああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!

 

 

好奇心を忘れた皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

『インターネット性善説ドラゴン』と申す者です。

突然ですが皆さん、最近好奇心を感じているでしょうか?

私は最近、周りの方々の好奇心がなくなってきていることを如実に感じております。

 

かくいう私も

この体たらくであり、皆さんのことを言えたクチではありません。確かな衰えを感じます。

こうなってしまった以上、我々は時間の定められた人生を最大限楽しむために好奇心を取り戻さねばなりません。

 

では、どう取り戻すか。忘れてしまったあの高揚、ワクワクをどこで思い出すか。

そう、JR鶯谷をおいてほかはありませんね。

 

JR鶯谷

 

JR鶯谷駅とは山手線、京浜東北線が通るJR東日本の駅です。

鶯谷駅は正直特にこれといった特徴はありません。名前がハチャメチャにカッコイイくらいです。

www.jreast.co.jp

 

駅周辺に有名なスポットがあるというワケでもありませんし、駅そのものも見ての通りこれといって特徴があるワケではありません。駅周辺にラブホが多いくらいです、行ったことないけど。

 

では一体ここの何が我々の乾ききった好奇心を満たしてくれるのか?

答えはここ、『3番線8号車4番ドア前』にあります。

皆さん、このごくありふれた光景の何が面白いのか、よく画像を見て考えてみてください。


……お分かりいただけたでしょうか?

そう!! なんと、駅にしては珍しく『鏡』があるんですね。

ここに配置する意味はよく分かりませんが、確かにこれは面白いですよね!!!

……

……?

なんて、言うとでも思ったか?

間抜けが

『鏡』じゃねェんだよ!!! これはよォ!!!

『空洞』なんだなコレが!!!!!

騙された?

取り乱して大変申し訳ございません。それで、どうでしょうか皆さん。

コレめちゃめちゃ『鏡』に見えませんか?

 

ここから見える

・空洞の比率

・大きさ

・裏のスペースの広さ

など様々な要素が組み合わさって奇跡的に本当に笑っちゃうほど鏡に見えるのです。

いやマジで、ガチで。

 

私が阿呆なのかこれが鏡に見えすぎるのかどちらに分がある話かは分かりませんが、

この自販機でポカリを買おうと近づいたとき、横にある空洞を鏡と錯覚して自分の姿が映っていないことに心臓が止まりかけ、思わず顔を突っ込んだところ後ろの階段を下りる女性と目が合い、絶妙に気まずい感じになった程です。

全体はこんな感じ

看板か何かが入るスペースが空いており、そこに自販機が重なったことで奇跡的に鏡に錯覚させる演出になっていたのですね。

実際、姿見や洗面台の鏡はこのように長方形なことが多いので錯覚してしまうのも無理はない話です。

 

そして

ここの魅力ですが、『非常に楽しい違和感を感じる』ことができます。

この定点から奇跡的な条件が偶然重なることでできた鏡モドキを見つめ、自分が映らない鏡がもたらす違和感に身を投じるだけでもそれなりに楽しい気分にさせてくれるのですが……

ここでの楽しみの真髄はただ突っ立って眺めることではなく、

上のgifのように、鏡モドキに近づくことによって普段の感覚を逆らい、脳の錯覚を全身で感じることにあります。

 

普段我々が鏡に近づくとき、当然鏡の中の我々も同時にこちらに向かって近づいてくるワケなのですが、偶然の産物により鏡に見せかけられたこれにはそれがありません。

 

そのため脳に刷り込まれた感覚に真っ向から逆らうことになり、鏡モドキの空洞に近づくにつれ訪れるゾワゾワとした感覚、コレが本当に非常に面白く楽しい。とても好奇心が刺激されます。

例えるならば、皆さんは『窓ガラスがあると思って手を伸ばしたら何もなく空ぶった経験』はありませんか?

この体験はその錯覚のレベル50といったところです。中々に錯覚レベルが高いですね。

 

山手線の待ち時間では足りないくらい楽しい体験でした。

 

終わりに

ここは駅構内でも比較的人が少なく、昼間ならばほぼ人目に付かないので割と躊躇いなく試すことが可能です。

鶯谷に立ち寄った際には是非試してみてください。

 

好奇心を忘れた皆さん、電車の待ち時間5分で好奇心を取り戻すことができます。

仕事や学校、用事のついでに好奇心を思い出して帰ってはいかがですかね。